コラム
Column
【前橋市の歯科】健康なお口を作ろう~予防が全身の健康につながる理由~

こんにちは。
前橋赤十字病院跡地 ココルンシティまえばしの歯医者「ココルン歯科クリニック おとなこども矯正歯科」です。
「歯医者に行くのは歯が痛くなってから」とお考えではないですか?
お口の健康は歯や歯ぐきだけの問題ではなく、全身の健康や生活の質にも深く関わっています。
近年では、健康意識の高まりから、「治療中心」から「予防中心」の歯科医療が注目されるようになり、予防のために歯科を受診する方も増えています。
2022年(令和4年)の歯科疾患実態調査によると、この1年間に歯科検診を受けましたかという質問に対して、「受けた」と答えた方の割合は全体の58.0%でした。
参考:厚生労働省「令和4年 歯科疾患実態調査結果の概要」p32表26より >
ここでは、予防がなぜ全身の健康につながるのか、その理由と年齢ごとの予防ポイントについてお話しします。
Contents
お口の健康は全身の健康と深く関わりがある

お口の中には多くの細菌が存在しており、そのバランスが崩れることで、むし歯や歯周病などのお口の病気を発症します。
さらに、お口の中の病気だけでなく、全身のさまざまな病気と関係することも分かっています。
特に、関連性について多くのエビデンスがあるのが糖尿病です。
糖尿病で免疫機能が低下していると歯周組織の炎症が進み歯周病が悪化しやすくなり、歯周病のある糖尿病患者に歯周治療を行うことで、血糖コントロールの指標となる値に改善が見られることもわかっています。
糖尿病のほかにも、
・心疾患
・慢性腎臓病
・呼吸器疾患
・骨粗鬆症
・関節リウマチ
・悪性新生物(がん)
などの全身疾患との関係が報告されています。
妊娠中の女性の場合、歯周病が早産・低出生体重児出産の原因となる可能性もあるのです。
参考:厚生労働省「口腔の健康状態と全身的な健康状態の関連」より >
また、シニア世代の方では、お口の中の細菌が唾液や食べものと一緒に気道に入ることで、誤嚥性肺炎を引き起こすリスクも高まります。
さらに、歯を失うことで噛む力が低下すると、食事の内容が偏りやすくなり、栄養不足や筋力の低下につながります。
ほかにも、しっかりと噛めていない状態が続くことで、脳内の神経伝達物質や活性酸素の状態が変化し、認知機能にも影響をおよぼす可能性があるのではといわれているのです。
参考:J-STAGE 日本補綴歯科学会誌8巻(2016)4号「咬合・咀嚼と認知機能」p366より >
このように、むし歯や歯周病といったお口のトラブルは、単なる「お口の問題」ではなく、全身の健康や日常生活の満足度を大きく左右する要因となる可能性があります。
予防に取り組むことで「健康寿命」が延びる可能性がある

健康寿命とは、「介護を必要とせず、自立して健康に生活できる期間」のことです。
日本は世界有数の長寿国ですが、平均寿命と健康寿命の間には差があり、その期間をいかに短くするかが課題となっています。
じつは、歯の本数や噛む力の低下は、要介護状態になるリスクと深く関係していて、歯を多く失うほど、転倒や低栄養、認知症のリスクは高まります。
反対に、定期的に歯科検診やクリーニングを受け、歯を大切にすることで、将来的な医療費や介護リスクを抑えられる可能性が高くなるのです。
参考:東北大学プレスリリース2023年7月発行「歯数・口腔機能の維持は将来の要介護認定リスクを下げる」より >
むし歯や歯周病を重症化させてから治療するよりも、早い段階で予防・管理を行うほうが、身体的にも経済的にも負担が少なくすみます。
「治療より予防のほうが効果的で、負担が少ない」という考え方が、健康寿命を延ばす上で、とても重要です。
年齢ごとに解説!「予防ケア」のポイント
お口の状態や気をつけたい病気は、年齢によって変化します。
そのため、ライフステージに合った予防ケアを実践することが大切です。
・乳幼児期はむし歯に注意しましょう

乳歯の時期は、将来生えてくる永久歯を守るための大切な土台作りの時期です。
この時期は、むし歯に気を付けましょう。
乳歯は永久歯と比べて、エナメル質が薄いため、むし歯になりやすく、進行のスピードも速いのが特徴です。
むし歯予防の基本は、毎日の歯磨きと保護者による仕上げ磨きです。
毎日のケアに加えて、歯科医院で奥歯の溝を守るシーラントやフッ素塗布を行うことで、むし歯のリスクを大きく減らすことができます。
・思春期以降は歯周病にも注意しましょう

大人になると、むし歯だけでなく歯周病にも注意が必要です。
歯周病は年齢が上がるとともに、発症する方の割合が増加する傾向にあります。
2022年(令和4年)の歯科疾患実態調査によると、45歳以上の4割以上が、4mm以上の歯周ポケットを有していることがわかります。
参考:厚生労働省「令和4年 歯科疾患実態調査結果の概要」p22表19より >
歯周ポケットは歯と歯ぐきのすき間で、歯周病のない健康な状態では1〜2mm程度です。
3mm以上となると、歯周病を発症している可能性が高く、できるだけ早く治療を始める必要があります。
参考:厚生労働省 健康日本21アクション支援システム「歯周病の検査」より >
また、歯周病は生活習慣病とも深く関係しており、喫煙や日常でのストレス、食生活の影響も受けやすいのが特徴です。
定期的に歯科検診と歯科のクリーニングを受け、歯ぐきの状態をチェックすることで早期発見に努めましょう。
・シニア世代は誤嚥にも注意しましょう

年齢とともに歯を失う方の割合は高くなり、さらに筋力が衰えて、噛む力や飲み込む力が低下する傾向にあります。
そのため、シニア世代では、誤嚥の予防や噛む力の維持が大切です。
入れ歯やインプラントを使用している方も、定期的なメンテナンスを行うことで、快適な食事と会話をより長く続けることができます。
予防のカギは「セルフケア」と「プロケア」の両立

お口の健康を守るためには、ご自身で行う「セルフケア」と歯科医院で行う「プロケア」の両立が欠かせません。
セルフケアの基本は、毎日の歯磨きです。
「食べたら磨く」を徹底し、お口の中に汚れを残さないようにしましょう。
また、歯ブラシだけではなくデンタルフロスや歯間ブラシを使って、歯間ケアを行うことも大切です。
歯と歯の間の汚れは、歯ブラシだけでは6割ほどしか落とすことができません。
歯間ブラシやデンタルフロスを活用することで、8割程度まで汚れの除去率が高まります。
とはいえ、毎日しっかり歯を磨いてもすべての汚れを落とすことは困難です。
ご家庭でのケアだけでは落としきれない汚れや、ご自身では気づきにくい変化を発見するために必要なのが歯科で行う「プロケア」です。
定期検診で、お口のチェックやクリーニングを受けることで、初期症状を発見し、重症化を防ぎます。
痛みや違和感が出る前に受診することで、治療の負担を最小限に抑えられるのも大きなメリットです。
「ココルン歯科クリニック おとなこども矯正歯科」で健康なお口を作りましょう

「特に困っている症状はない」「痛みはないから大丈夫」「毎日歯磨きしているから問題ない」といった理由で、歯科検診の必要性を感じている方もいらっしゃるでしょう。
そのような方こそ、一度お口のチェックをしてみませんか。
当院では、お子さまから大人、シニアの方まで、年代に合わせた予防ケアをご提案しています。
健康なお口づくりは、将来の健康につながります。
私たちと一緒に、「予防」を通じてすこやかな毎日をめざしましょう。
「ココルン歯科クリニック おとなこども矯正歯科」は、前橋赤十字病院跡地の「ココルンシティまえばし」2階にあります。
お車でご来院の方は、施設の駐車場をご利用いただけます。
バスでお越しの方は、城南運動公園線「ココルンシティまえばし」バス停を降りて目の前です。







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