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【前橋市の小児矯正歯科】子どもの指しゃぶりって歯並びに影響するの?

こんにちは。
前橋赤十字病院跡地 ココルンシティまえばしの歯医者「ココルン歯科クリニック おとなこども矯正歯科」です。

 

今回は、「子どもの指しゃぶり」でお悩みの方に向けて、わかりやすく解説します。
「子どもの指しゃぶりが直らないけれど、歯並びが悪くならないか心配」という方はいませんか?
指しゃぶりは、3歳ごろまでは歯並びに大きく影響しないため、温かく見守ってあげてください。

 

 

そもそもなぜ子どもは指しゃぶりをするの?~指しゃぶりは人間の本能的な行動です~

 
そもそも、人間には「吸啜反射(きゅうてつはんしゃ)」という原始反射があります。
これは、赤ちゃんが生まれたときからお母さんのおっぱいを吸える反射のことで、生きていくために必要な力の一つです。
つまり、指しゃぶりは人間の本能的な行動で、子どもが安心感を得られるのは自然なことなのです。

 

歯が生えて食事をしていくようになり、段々と社会性が身についていくと、指しゃぶりが自然となくなっていく場合もあります。
しかしこの反射が残っていると、眠たくなったり不安を感じたりするときに、指しゃぶりを行うお子さんもいます。

 


(参考:山形県口腔保健支援センター「指しゃぶり」より) >

 

 

指しゃぶりが歯並びに影響を与えるのはいつから?どのような症例があるの?

 
指しゃぶりが歯並びに影響するのは4歳ごろからです。
個人差はありますが、2歳半ごろから乳歯の歯並びが完成し、6歳前後から永久歯の生え変わりが始まります。
この時期は顎の骨格がやわらかく、特に上顎は発達のピークを迎える10歳に向けて、より一層成長していきます。
そのため、指しゃぶりを長時間していると圧力がお口や顎に伝わって発達を阻害してしまうのです。
その結果、不正咬合(ふせいこうごう)、つまり悪い歯並びになる可能性が高くなります。
では、具体的にどのような歯並びになってしまうのでしょうか。

 

●開咬(かいこう)

前歯の上下に隙間ができる状態です。
食べ物を前歯でかみ切れない、発音がしにくい、口が空いているため細菌が入りやすいなどのリスクがあります。

 

●交差咬合(こうさこうごう)

通常、下の歯は上の歯の内側にありますが、上下のかみ合わせが一部分反対になっている状態のことを指します。
咀嚼(そしゃく)機能だけでなく、顎がズレた状態で成長してしまい、顎関節症や顔のゆがみなどにつながります。

 

●上顎前突(じょうがくぜんとつ)

いわゆる出っ歯のことです。
口が閉じにくいため、かみ合わせや発音だけでなく、口内が乾燥したり口呼吸になったりする可能性があるため、むし歯や歯周病のリスクも高まります。

 

 

お子さんの指しゃぶりは【ココルン歯科クリニック おとなこども矯正歯科】にご相談ください

 
4歳以降のお子さんの指しゃぶりは、顎の発達に影響を及ぼし、よくない歯並びになる可能性があります。
しかし、無理にやめさそうとすると、かえって逆効果になることも考えられます。
ご家族だけで悩むのではなく、一度小児歯科に相談してみましょう。

 

【ココルン歯科クリニック おとなこども矯正歯科】では、お子さんが安心して通っていただけるよう、お一人お一人のペースに合わせて治療を行います。
また、お子さん向けのお口のトレーニングも行っていますので、ご来院の際にお気軽にお声がけください。

 

 

お口の周りの筋力をトレーニングする器具「りっぷるとれーなー」についてはこちら >

 


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